[予告]吉田孝次朗収蔵品展「都に届いた異国の風」2016年4月14日(木)~20日(水)

吉田孝次朗前祇園祭山鉾連合会理事長の無名舎収蔵品展「都に届いた異国の風 Part 2」が2016年4月14日(木)から京都芸術センター(京都市中京区室町通蛸薬師下ル)で開催されます。会期は4月20日(水)まで、10:00~18:00、無料。
吉田理事長は祇園祭の山鉾についてとても熱心に研究してこられました。その中で山鉾に飾られた懸装品と同じ種類の作品を集めてこられました。今回は吉田理事長の収蔵品の中から、17世紀末から20世紀初頭にかけて海外から輸入されたじゅうたんやタペストリーなど約150点を見せていただけます。2016年4月11日付の朝日新聞夕刊によりますと

  • 江戸時代に朝鮮から贈られた虎の毛皮
  • 町衆が19世紀のヨーロッパの更紗で作った下着

なども展示されます。

吉田理事長は「町衆の高度な教養を感じてほしい」とおっしゃっています。

鷹山にご興味のある方は、ぜひ、この展覧会をご覧になってください。と申しますのは、
鷹山の御町内の古文書(三条衣棚町文書)の中に鷹山の御神体の衣装や懸装品のリストが数点あります。例えば、
鷹山人形・飾付一式覚 天明2(1782)年6月
には、鷹山の今の御神体が作られた直後の御衣装や懸装品が挙げられています。その内容は、

  • 人形 三
    • 鷹飼 中納言行平卿 狩衣紗金黒紅鴛鴦、番繪指貫浅黄地、紫轡唐草
    • 犬飼 水干紗金松重鸚鵡、番繪袴うね精好紫、裳濃
    • 樽負 水干同断、袴綾嶋
    • 雉子
  • 飾附
    • 天水引 猩々緋雲鳳之縫 鰲山禅師之画 (鰲 ゴウ;大亀)
    • 後家臺天幕 金華布
    • 胴巻
      • 上水引 紺地滝龍蝦夷錦
      • 中水引 百花菊之唐氊
      • 下水引 白地大内古金襴形
    • 前掛 毛織り天鵞絨花氊 (天鵞絨=ビロード) 縁猩々緋縫
    • 左右 右同断 縁猩々緋蠻画縫 (蛮画;南蛮画)
    • 見送 唐縫花鳥 縁猩々緋雲鶴岩浪之縫

となっています。文字だけでは何のことかわかりにくいですが、懸装品や御衣装が作られた当時の作品を見ればイメージがふくらむのではないでしょうか。

鷹山は吉田理事長に本当にお世話になっております。吉田理事長にはいくら感謝しても感謝しきれません。

京都芸術センターイベントスケジュールより
京都生活工芸館 無名舎収蔵品展「都に届いた異国の風」

ギャラリートーク 2016年4月17日(日) 14:30~15:30

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