八坂神社名宝展@京セラ美術館 2015年11月03日(祝)~12月06日(日)

京セラ美術館 2015年秋季特別展
神々への華麗なる献上品 八坂神社名宝展
2015年11月3日(火)~12月6日(日) 期間中無休

 衹園祭の山鉾が描かれた「洛中洛外図屏風」が出展されますが、残念ながら鷹山は描かれていません。描かれているのは、方広寺大仏殿、鴨川にかかる橋、そこから真っすぐに延びる松原通。そして松原通を行く長刀鉾、松原通に向かって南下してくる白楽天山、函谷鉾、天神山、綾笠鉾、菊水鉾です。(京都市芸大の日本伝統音楽研究センターのデータベース「画像資料にきく祇園ばやし」の「洛中洛外図屏風(八坂神社本)[二曲一隻]」による)

 京都市芸大のデータベースでは、左下の鉾が菊水鉾とあるのですが、鉾頭が不鮮明で、菊水が確認できません。不思議なのは屋根が直線的な切妻であることです。菊水鉾の屋根は、曲線的な唐破風で有名です。江戸時代中期の絵図でも唐破風です。菊水鉾の歴史について詳しく調べておりませんが、屋根も時代とともに変化していったのかもしれません。

 このデータべースによると八坂神社には山鉾に関して他に2件の画像資料があります。
祇園祭礼図巻」には前祭の山鉾しか描かれていませんが、
祇園祭礼絵巻」には鷹山が描かれていてます。寛文年間(1660年代)の制作ですので、屋根のない大きな曳山です。その後、鷹山には立派な屋根が付きました。

 今回の展覧会に出展されている円山応挙筆「番鶏図衝立」は名品です。雄鶏の真っ赤なトサカとか肉髭が生き生きしていて、柔らかそうで、思わず触りたくなります。

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