鷹山は犬派?それとも猫派?

人間には犬派と猫派がいるそうです。誠実な犬が好きなのか、気まぐれな猫が好きなのかでタイプが分かれるという話もあります。
さて、鷹山でお祭りしている在原行平さまは犬派なのでしょうか?それとも猫派なのでしょうか?

「ワン旅」というブログで
わんこに縁のある神社・お寺・祭礼 Vol.4 鷹山(京都府京都市)(2014/08/01 20:41)
http://wankotabi.blog.fc2.com/blog-entry-51.html
として鷹山のことを紹介してくださっています。

これを読ませていただいて初めて気づいたのですが、祇園祭の35基の山鉾(休み山2を含む)の中で、動物をモチーフに使っているのは案外少ないのですね。
蟷螂(とうろう)山にカマキリ、鯉山に鯉、鶏鉾にニワトリ、占出山に鮎、月鉾にウサギと八咫烏(やたがらす)、油天神山に午(うし)、北観音山に尾長鳥、南観音山に鳩。

鷹山は豪華ですよ。在原行平(鷹つかい)様が鷹を手にしているのは当然として、犬つかい様が犬をつれていますし、衣棚町の文書によると雉(キジ)もいました。

鷹山には犬がいますから鷹山は犬派のように思えますが、実は在原行平様が詠まれた和歌

「たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
 まつとし聞かば 今帰り来む」
中納言行平 『古今集』離別・365

があります。百人一首の16番めに入っています。猫がいなくなったときに、この和歌を書いた紙を猫のエサ皿の下に挟むと猫が帰ってくるとか。
だとすれば、鷹山は猫派なのかもしれません。

(参考)
小倉山荘 百人一首講座
http://www.ogurasansou.co.jp/site/hyakunin/016.html

(注) 油天神山は午天神山ともいいますが、午の日に勧請したから午天神山といい、牛のお人形はありません。金具は梅と牛がモチーフになっています。

お知らせ~鷹山についてのセミナーの記事を7本、追加しました~

鷹山についてのセミナー(「鷹山の歴史と未来を語る会」の第1~第6回と、京都学園大学・新柳居市民講座「祇園祭のよもやま話」)の記事を追加しました。
カテゴリー: 鷹山のセミナー

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