天暦5(951)年 在原行平「翁さび、、」@後撰和歌集

後撰和歌集 巻十五:雑一

仁和のみかど、嵯峨の御時の例にて、芹河に行幸したまひける日
在原行平朝臣
嵯峨の山みゆき絶えにし芹河の千世の古道あとはありけり
同じ日、鷹飼ひにて、狩衣のたもとに、鶴の形を縫ひて書きつけたりける
翁さび 人なとがめそ 狩衣 今日ばかりとぞ たづ(鶴)も鳴くなる
行幸の又の日なん致仕(ちじ)の表奉りける。
(行幸の翌日、行平は辞表を出しました。)

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後撰和歌集は、天暦5(951)年から編纂が始まった勅撰和歌集で、天歴10年頃に成立したといわれています。

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